2025.09.15

夏の冷えは冬の健康状態に影響する

東洋医学には「冬病夏治(とうびょうかち)」という言葉がありますが、夏に身体を冷やしすぎると冬の体調に悪影響を及ぼすと考えられており、夏の間の過ごし方が冬の健康を左右するという考えがあります。

女性が冷えやすい理由は、男性に比べて筋肉が少ないからということと、月経周期があるからです。(月経が始まるときは体温が下がる)
あとは、暑いからと冷たいものを飲んだり食べたり、クーラーの効きすぎる部屋にずっといたり、おふろに浸からなかったりすることも体を冷やす原因になります。

体が冷えると、手足が冷えるほか、血行不良による頭痛、肩こり、生理痛などにもつながりますし、夏の間にしっかり体にエネルギーを生み出せられなかったので体が虚弱になり、秋や冬につらい冷えや腹痛、長引く風邪、月経痛などに悩まされることにもつながります。
冬を元気に過ごすためには夏に体を冷やさない。これが大事になってきます。

冷えの改善方法は、
●お風呂に浸かる
●肌の露出を控え体を冷やさない。(お腹を温かくする、靴下やレッグウォーマーを履くなど)
●食べ物を気をつける
●自律神経を整える
●筋肉をつける
●鎮痛剤を使いすぎない
●目をほぐす
●赤いパンツをはく

《秋に特に気をつけたいこと》
●梨や柿は陰の食べ物なので陽のものをとる(肉、魚、卵、ごぼう、にんじん、レンコン、味噌、しょうがなど)
●腹八分目にする(消化にエネルギーが使われて疲れてしまうため)
●旬のものを食べる

9月10月は夏の疲れが出やすく体調を崩す人が増えるので休息をとるようにしてくださいね(^^)/
夏も手足が冷えている人いますが、冬はもっとつらくなりますよね。
夏の過ごし方を見直して、冬を元気に過ごせるようにしましょう☆